勝沼でぶどうを調達

農産物は自然災害に勝てない。

ならば台風が来る前に秋の味覚を楽しもうということで、急遽山梨県の勝沼へ。

中央道をひたすら走って、勝沼インターで降りる。

勝沼バイパスを少し走ると、右手に農協の直売所が見えてきた。ここが今日の目的地。

 

今にも降り出しそうな空。

でも降られずに到着。

 

農協の直売所から見える風景。山と緑と街並みが素敵。

 

 

 

 

 

直売所には採れたてのシャインマスカットと巨峰が並ぶ。家族の分をお買い上げ。

 

果物のみならず、ワインも置いてある。農協って酒販もやってるのね。そうか、だいたいのお酒は作物からできてるもんね。

 

こういうところに来るといつも、農業は工夫次第で豊かな業種になるんだろうなーと妄想する。でも、そもそもこのお店に並んでいる商品の下には規格外やらキズモノやらになってしまったものがあり、さらに途中でダメになってしまったものまで含めるとそうそう利益率が高くなるものでもないんだろうな、と後から考えて冷静になってしまう。

数年前から地方創生という言葉を耳にするようになったが、地方創生のためには雇用が不可欠なので、その雇用を農業で創出することはできないのかとよく考える。農業法人やら6次化やらで労働生産性を上げて高付加価値をつけてうんぬんかんぬんって絵を描くのは簡単だけど、現実はそう簡単な話ではないらしい。

都市部の企業がリモートワークを導入することで、地方に転出する人口が増えて…という目論見もあるんだろうけど、結局はオフィス費用の家計負担への移転しか起こらなそうでもあり。だったらせめて鉄道、高速道路代、ガソリン代などの移動コストを下げることで人の往来を活発にすることが人口減少社会で採るべき政策にも思えるんだけどとかにょろにょろと考えながら東京に戻るのでありました。

 

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